LCC(格安航空会社)は、とってもお得な航空券が予約できる航空会社のことです。LCCは、機内サービスや手荷物お預けなどを一部有料化して、お求めやすい価格設定を実現しています。 各LCCで、路線、金額、サービス、キャンペーンなどが異なりますので、自分に合ったLCCを探してみましょう!

LCC予約

LCC予約
LCCが日本に乗り入れてから約10年。 乗り入れ当時は、いろいろな憶測もとんでいたようですが、最近では、利用する側もその特性を知り、上手に利用する方も増えています。従来の航空会社では、気軽に手が出せなかったあの場所が・・LCCを利用することによって、より身近に感じられるようになるかもしれません。そもそもLCCとは、どのような航空会社なのでしょうか。「レガシーキャリア(従来の航空会社のサービス)」と「LCC(ローコストキャリア)」の違いや「LCC各社特徴」についてご案内致します。

LCC国内線の主要路線

ピーチ(Peach Aviation株式会社)

ANAホールディングスを筆頭株主に持つ会社です。関西国際空港を拠点とするLCCです。

ICAO:APJ
IATA:MM

ジェットスター(ジョットスター・ジャパン株式会社)

ジェットスター・ジャパンは、東京/成田をメインに運行するLCCです。

IATA:GK
ICAO:JJP

バニラエア(バニラ・エア株式会社

バニラエアはANAホールディングスを親会社にもつLCCです。

IATA:JW
ICAO:VNL

春秋航空日本 Spring Japan(スプリング ジャパン)

春秋航空日本は2012年10月に生まれたLCCです。略称は、Spring Japan(スプリング ジャパン)。

IATA:IJ
ICAO:SJO

LCCが安くなる理由

※一般的な取り組みをご紹介します。航空会社によって、差異があります。
(1)使用航空機の機種が統一されていることが多い

レガシーキャリアでは、様々な機種の航空機を使用していますが、LCCでは一種類に統一することが多いようです。その結果、人件費をカットすることができるのです。機種を統一すれば、パイロットの教育や、教育にかかる時間等のコストを抑えることができますし、航空機のメンテナンスにかかる整備士への負担・教育なども軽減され、効率よく運用できます。

(2)ポーディング・ブリッジを使わないことが多い

ポーデイング・ブリッジとは、旅客機や客船に乗客・乗員をターミナルビルから乗降させるための施設のことです。伸縮・旋回・昇降できる構造になっていて、ブリッジの端は、ターミナルビルに取り付けられています。そして、もう一端は、機体に密着させて使用する仕組みとなっています。LCCでは、乗降の際、ポーディング・ブリッジを使用しないことが多いようです。一つには、駐機場にかかるコストを削減すること。ターミナルビルから離れた位置にある駐機場は、コストを軽減できるのです。また、機体へは両サイドから、タラップを使用してお客様を乗降させることで、時間の節約も考えられているようです。

(3)予約はインターネットが基本

従来型航空会社では、大都市や空港・駅等に、チケット販売の窓口を設けています。その運営費・人件費はかなりなものといえるでしょう。LCCでは、その費用をカットするため、予約は基本的にインターネット予約が中心です。また、予約コールセンターなど、電話でも予約できるようですが、オペレーターの必要な予約には、別料金がかかることがあるようです。

(4)座席数を増やすことで、効率アップ

座席数を増やす、一度にたくさんのお客様を運ぶことで、効率アップを図っています。その分、従来型の航空会社の飛行機の座席より、狭い座席で過ごすことになります。

(5)手荷物預かりサービスや事前座席指定を有料に

手荷物預かり時にも、厳しい条件を設定して、重さが超える場合、課金されるようになっています。お客様も重さの認識をもってパッキングすることにつながるので、機体の総重量も軽減され、結果、燃料の節約にもなるわけです。従来型航空会社では、事前座席指定は無料ですが、LCCでは有料にしていることが多いようです。席は、チェックイン時、航空会社から割り当てられます。

(6)機内サービス(機内食・飲み物・備品類等)を有料に

従来型航空会社では、無料の機内食。当然のことながら、多くのコストがかかっているでしょう。サービスのため、多くの客室乗務員の搭乗も必要です。LCCでは、機内食を有料にし、食事代の回収・乗務員に係るコストの削減を図っています。また、毛布・枕・イヤホン等の貸し出しを有料にすることで、使用頻度を減らし、備品に係るコストを軽減しています。

(7)機内清掃を客室乗務員が行う

機内清掃については、客室乗務員も自ら行い、地上要員数を最少で済ませ、コストダウンを図っています。

(総評)

他にも様々な工夫によって、コストの削減を図り、格安の航空運賃を実現しています。ですが、そのことによって、利用する側のメリット・デメリットが生じてくることは否めません。より特徴を理解し、上手にLCCを利用されることをお勧めします。

レガシーキャリア(従来の航空会社FSC)とLCCの違い

◆FSC(従来の航空会社)について

私たちに一番なじみ深い航空会社といえるかもしれません。ご存知の通り、機内サービスは充実していますし、食事・飲み物・毛布・イヤホン等、無料で提供されます。また、概ね遅延やキャンセルが少なく、もしもの場合のケアも充実しているといえるでしょう。 機内は、比較的ゆったりした座席だったり、座席モニターが完備されていたりと、快適な空の旅を楽しむことができます。また、登場する度に加算される”マイレージが貯まる”ということも魅力の一つといえます。

◆LCCについて

LCC(ローコストキャリア)に明確な定義はないのですが、一般的には従来型の航空会社に比べて人件費・サービス面でコストを削減した体制を組織し、それによって低価格で運賃を提供する航空会社ということができます。Budget AirlineやLow Fare Airlineなど、いくつかの呼び方がありますが、日本では、LCCもしくは格安航空会社と呼ばれることが多いようです。

LCCのメリット・デメリット

LCCのメリット・デメリット
特筆すべき一番のメリットは、レガシーキャリアに比べて運賃が安いということでしょう。時期や時間帯にもより異なりますがLCCとレガシーキャリアで価格を比べると2倍程違うこともあります。
デメリットは、各社対応はそれぞれですが、発着する空港が限られていることや手荷物や機内サービス等に関して有料になることが多いということが、ポイントとしてあげられると思います。
各社の特徴等をより理解したうえで、上手に利用できれば、気軽に好きな所への旅を楽しめるようになるかもしれません。

LCCの手荷物

機内持ち込み手荷物

国内線のLCCキャリアの多くは機内持ち込みの手荷物は身の回りの1品にプラスでバッグを持ち込むことができます。ただし、各社規程の大きさと重量があるため、大きな荷物は持ち込むことができないことをご注意くださいませ。重量は各社ことなりますが、5〜10kg程が上限となっております。

預け入れ手荷物(受託手荷物)

大型の荷物は機内に持ち込むことができないため、チェックインカウンターで預け入れる必要があります。LCC各社では預け入れの手荷物は別料金となることが多いためご注意ください。(※運賃の中に預け入れ手荷物の価格を含むLCCキャリアもあります。)

LCCのよくある質問

座席指定

2016年8月現在のLCC各社の座席指定方法を紹介します。当サイトで取り扱いがある、ピーチ・ジェットスター・バニラエア・SpringJapanに関しては、空港カウンターで座席指定を行っていただくことが出来ます。ただし、別途座席指定料金が発生することをご注意ください。

お申込み期限

2016年8月現在のLCC各社の座席指定方法を紹介します。当サイトで取り扱いがある、ピーチ・ジェットスター・バニラエア・SpringJapanのお申し込み期限は各社共にことなりますので、ご注意ください。

その他

お支払・予約後の変更・キャンセル方法などはこちらのFAQでご確認いただけます。

スカイマーク(SKY)は、2100円/1路線の取扱料金がかかります。北海道エアシステム(HAC)は、1,575円/1路線の取扱料金がかかります。IBEXエアラインズ(IBX)は、1,050円/1路線の取扱料金がかかります。ピーチ(APJ)は、3,150円/1路線の取扱料金がかかります。ジェットスター(JJP)は、3,150円/1路線の取扱料金がかかります。